春季山口県大会 決勝戦 優勝の行方は・・・宇部鴻城VS西京

2024年春季山口県大会

令和6年度 春季山口県高校野球大会 4月30日 県決勝大会 決勝戦 岩国絆スタジアムで行われた試合詳報と考察です。

決勝まで駒を進めたのは西京と宇部鴻城となりました。

さぁ、山口県大会頂点・中国大会出場権をかけた闘いの結果と試合詳報をお伝えします。

※大会も終わった5月中頃に記載しておりますので、スコアをみながら当時観戦した心境を思い起こし記載しました。

決勝戦 西京 VS 宇部鴻城

スターティングオーダー

<西京選手交代履歴>

<宇部鴻城選手交代履歴>

試合序盤(1~3回)

1回表 西京の攻撃 3者凡退

1回裏 宇部鴻城の攻撃 2死から3番 村田くん(8)、古谷くん(19)が連打で出塁し2死1・2塁。後続がライトフライに倒れ無得点。

2回表 西京の攻撃 1死から5番 和田くん(13)、6番 藤永くん(9)が連打で出塁し1死1・2塁。7番 藤田くん(朋:8)がレフト線へのツーベースヒットで1点先制する。チャンスは続き1死2・3塁だったが後続が続かず、1点止まり。

2回裏 2死から8番 小林くん(10)がヒットで出塁し、2死1塁。続く9番 三牧くん(2)の打球がピッチャーライナーとなるが、西京 先発の杉岡くん(11)がうまく捌きスリーアウト。

3回表 1死から2番 末次くん(5)がライトへのスリーベースヒットで1死3塁。しかし後続、ランナーを返せず無得点。

3回裏 宇部鴻城の攻撃 先頭打者が内野安打で出塁、続く打者が三振、サードゴロで2死2塁。この後の後続も倒れて無得点。

3回を終わり1-0 西京リードのまま試合中盤へ

試合中盤(4~6回)

4回表 西京の攻撃 2死から7番 藤田くん(朋:8)が左中間へのツーベースヒットで2死2塁。しかし後続が続けず無得点。

4回裏 宇部鴻城の攻撃 1死からヒットで出塁し1死1塁。しかし併殺打でスリーアウト。

5回表 西京の攻撃 2死からヒットで出塁も後続続かず。

5回裏 宇部鴻城の攻撃 1死からヒットで出塁も後続が内野フライ、外野フライで1塁から進められず、スリーアウト。

6回表 西京の攻撃 3者凡退。

6回裏 宇部鴻城の攻撃 3者凡退。

6回終わって1-0のまま西京リード。宇部鴻城はこの回まで3塁を踏まさせてもらえてない。

試合終盤へ

試合終盤(7回~9回)

7回表 西京の攻撃 1死からヒットで出塁し1死1塁。犠打で2死2塁となったところで、宇部鴻城は投手を小林くん(11)から村田くん(8)にスイッチ。村田くん(8)が後続を内野ゴロで抑えみ、西京は無得点。

7回裏 先頭の6番 上田くん(3)がレフト線へのツーベースヒットで無死2塁。犠打で1死3塁。ここで西京は先発 杉岡くん(11)から大西くん(10:右投)にスイッチ。8番 小林くん(10)がセンター前ヒットで、3塁ランナーが帰り1点を奪い、1-1同点。1死1塁から犠打で2死2塁。後続が内野ゴロで追加点までは奪えず。

8回表 西京の攻撃 2死からヒットで出塁し、2死2塁。その後、後続が続かず、無得点。

8回裏 宇部鴻城の攻撃 1死から3番 村田くん(8)がレフト線へのツーベースヒットで1死2塁。後続がレフトフライ、内野フライでランナーを進められず、無得点。

9回表 西京の攻撃 先頭打者が相手のエラーで出塁。犠打で1死2塁。後続がサードゴロ、空振り三振で無得点。

9回裏 宇部鴻城の攻撃 3者凡退。

9回終わって1-1の同点。このまま10回延長戦へ

試合延長戦(10回タイブレーク)

延長10回からはタイブレーク方式が採用されます。無死1・2塁からの再開となります。

10回表 西京の攻撃 宇部鴻城はこの回から投手 村田くん(8)から松成くん(1)にスイッチ。無死1・2塁、先頭打者が犠打で1死2・3塁。続く打者がセカンドゴロでファースト送球せずホームへ送球。3塁いランナーが3本で挟まれタッチアウト。挟まれている間に各ランナーが進み、2死2・3塁。チャンスは続くが、続く打者が空振り三振で無得点。

10回裏 無死1・2塁 宇部鴻城の攻撃 先頭打者は9番 三牧くん(2)、ここで痛いボークの判定で、無死2・3塁。三牧くんがレフトへの犠牲フライを放ち1点を奪い、サヨナラゲーム。

試合は1-2×で宇部鴻城の勝利。優勝は宇部鴻城となりました。

試合スコア

<西京>
 被安打:9 失策:0 与四死球:0 奪三振:3
 本塁打:0 3塁打:末次(5) 2塁打:藤田(朋:8)×2

<宇部鴻城>
 被安打:9 失策:1 与四死球:0 奪三振:8
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:上田(3)、村田(8)

試合考察

ロースコアゲームの延長戦までもつれ、決勝戦らしい好ゲームとなったこの試合。

2回先制点を挙げた西京、6回まで3塁を踏めず7回ようやく1点奪えた宇部鴻城。
お互い両投手陣がよく腕が振れており、出塁するも残塁をかさね攻めあぐねたこの試合。
最終的にタイブレークで試合が決したが、結局完全に相手投手を打ち崩した試合ではなかった。
なかなか観ている側も痺れるいい試合でした。

優勝しました宇部鴻城さん、おめでとうございます。中国大会での活躍期待しております。

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