4月14日試合観戦思うところ

2024年春季山口県大会

令和6年度 春季山口県高校野球大会 4月14日 1回戦 周南会場(津田恒実メモリアルスタジアム)で行われた試合の観戦と考察です。

1試合目 徳山 VS 防府西

スターティングオーダー

試合スコア

<徳山>
 被安打:5 失策:0 与四死球:4 奪三振:4
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:田原(8)

<防府西>
 被安打:8 失策:2 与四死球:10 奪三振:1
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:日名内(8)

試合序盤(1~3回)

1回表 徳山の攻撃は3個の四球で塁を埋め、防府西の先発 吉村くんの立ち上がりのリズムがつかめない状況を攻め、打者1巡となる攻撃となり4点を先制する。
その裏 防府西の攻撃は、徳山エースの五角くんが先発。左のクロスファイアーから少しスリークウォター気味に投げ込み、この試合MAX119km/hストレート、チェンジアップ、カーブ等を投げた。
防府西打線は1番 ストレートを見逃し三振、2番はセカンドライナー、3番は88km/hチェンジアップで空振りの三振に切って取り、最高の立ち上がり。
2回表 徳山の攻撃。防府西の先発 吉村くんは依然コントロールが定まらず、先頭打者を四球で出すと、2アウトランナー2塁で、4番 田原くんがレフトフェンス直撃となるツーベースヒットで1点追加。2回裏 防府西は先頭打者が四球を選び、盗塁とヒットが絡み1アウト1・3塁とし、ここで1塁ランナーが盗塁、キャッチャーがセカンドに送球するや3塁ランナーがディレイドスチールでホームを盗もうと試みるが、2塁守がキャッチャーのセカンド送球を途中でカット。すかさずホームに送球しタッチアウト。惜しくも点を奪えずこの回は無得点。
しかし、3回裏 先頭の8番 田中くんがセンター前ヒットで出塁。五角くんのボークでランナー2塁。
1アウト2塁で1番 日名内くんがセンター前ヒットで1アウト1・3塁。今度は2番 國本くんがスクイズで1点を返す。
試合序盤5-1と徳山が4点リードで4回へ

試合終盤(4~6回)

4回表 徳山の攻撃。四球、犠打とヒットを絡めて1アウト2・3塁とし3番 合田くんのレスト前ひっとで2点を追加し、7ー1とリードを拡大。
防府西は4回は先頭4番 福山くんがセンター前ヒットで出塁するも、あとが続かず。5回は2アウトから1番 日名内くんがツーベースヒットで出塁するも、一本がでず。6回へ・・・
6回表 防府西はレフトの岡くん(1)がマウンドへ。しかし四球とエラーが絡み1アウト1・3塁。
次の打者をサードゴロとしたが悪送球で1点を失い、1アウト2・3塁から内野安打、四球・ヒットが絡み更に3点を失う。ここで防府西は投手を岡くん(1)から先発した吉村くん(7)に戻し、打者を抑え4失点で6回表が11ー1で終わる。
6回裏、防府西はここで1点でも追加できなければ10点差のコールド負けとなる。
徳山は投手をここで五角くん(1)から田原くん(8)に代える。
先頭打者を117km/hのストレートで空振りの三振にするが、その後、3連続四球で1アウト満塁。
(ストレートのMAXは球場ガン表示は124km/h)
しかし、次の打者をセカンドゴロの4-6-3の併殺でしとめ、ゲームセット!!

11ー1の6回コールドで徳山が勝利

徳山 VS 防府西 試合感想

この試合。防府西の大量失点は四球が多くこれがほとんどの失点に絡んでしまったこと。
また徳山エース五角くんは球速はないが、左からのクロスフャイアから右打者インコースによく決まっていたのが印象的。

2試合目 下松工業 VS 防府

スターティングオーダー

試合スコア

<下松工業>
 被安打:10 失策:6 与四死球:10 奪三振:4
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:0

<防府>
 被安打:3 失策:1 与四死球:2 奪三振:4
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:箕島(7)、藤本(12)代打

試合序盤(1~3回)

1回裏 防府はエラーと犠打で1アウト2塁とし、3番 三浦くんのライト前ヒットの間に2塁ランナーの赤野くんが一気にホームに帰り1点先制。(いい走塁でした)
2回表 下松工業は四球、パスボールと犠打で1アウト3塁とし、7番 奥田くんがセンター前ヒットで同点とする。
その裏 防府は四球とエラーで1アウト1・2塁とし更に9番 池田くんのレフト前ヒットで満塁に。
1番の赤野くんのセカンドゴロの間に3塁ランナーが帰還し1点突き放す。
更に3回裏 四球で先頭打者を出すとエラーでピンチを広げ、犠打で1アウト2・3塁。次の打者をファーストゴロのはずが捕球エラーと更に送球エラーで2点失点。ここから投手が崩れ4連続四球で2点押し出し。ここで投手交代 先発 那須くん(1)⇒ 江原くん(11)。なんとか次の打者をセカンドゴロでアウトをとり、4失点で踏みとどまる。3回終わって1-6 防府がリード。

試合中盤(4~6回)

4回表 下松工業はヒット、四球、パスボールで1アウト2・3塁とし、6番 末永(陽)くんのショートゴロの間に1点を返す。5回表もヒット・パスボールと犠飛でランナーを1アウト3塁とし、1番 松村くんのショートゴロの間に1点した。
防府は4回と6回得点圏にランナーを置くが、あと一本がでず無失点。逆に言えば下松工業の江原くんが踏ん張った。
6回終わって3-6と防府リード。下松工業は3点差まで縮めた。

試合終盤(7~8回)

7回は両校ともに得点圏にランナーを置くが得点に至らず。
8回表 下松工業は3者凡退。
8回裏 1アウトランナーなしから番 小池くんセンター前ヒット。8番 清水くんのところに代打 藤本くん(12)が右中間を抜けるツーベースヒットで2塁ランナーが生還し、1点追加。3-7となる。
続いて内野安打の間に2塁ランナーが生還し更に1点追加。3-8。1アウト1塁。2番 三浦くんがレフト前ヒットで1アウト1・3塁。ここで、ディレイドスチールが成功し、3ー9。
1アウト2塁。3番 安部くんがショートゴロが痛恨のエラーとなり、2塁ランナーが生還し、3-10の7点差となりゲームセット

試合結果は3-10× 8回コールドで防府が勝利

下松工業 VS 防府 試合感想

この試合は下松工業の自滅が大量失点となった。四死球10、失策6。
流石に3分1くらいまで減らさないと、厳しい。
防府のエース 荒瀬くんについて、ストレート平均は130~132km/h。最速は137km/h。
(球場のガン表示ですが、ちょっと見にくかったので、正確ではありません)
ストレート中心にスライダーで三振ととる場面もありましたが、本日はコントロールがいまいち。
このためボール球が多く、無駄球が多かった。
県内でも上位の速球派になるだろうが、もう少し武器が欲しい。コントロールか球種か・・・
それが本日のように奪三振数が4と少ない原因かと思われます。

4月14日 試合観戦して思うところ

4月13日、14日で計5試合完成しました。1回戦ともあり投手の四球、内野手の失策がとにかく多いと思ったこの2日間でした。ほかの球場はわかりませんが、もしかしたら同様だったかもしれません。また、新基準バットの影響か宇部工業は別として、全体的に打球が伸びない、ゴロが転がらないような気がします。なかなか打球が外野の頭を越えない。というか、外野の前進守備がちょうどいいくらいな印象です。
ちょっと辛口になったの今回はここまで、次回からは2回戦。さてやっぱりあの球場に金曜日は行く予定です。週末雨だけは勘弁です。

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