4月26日 準決勝 試合詳報 勝ち残ったのは

2024年春季山口県大会

令和6年度 春季山口県高校野球大会 4月26日 県決勝大会 準々決勝 岩国絆スタジアムで行われた継続試合の観戦した試合詳報と考察です。

4月22日でベスト8が出揃いました。各地区球場から決戦の地が、岩国絆スタジアムへの移り、
県優勝・中国大会出場をかけた闘いの幕が開けました。

本日はベスト4をかけて2試合が行われます。
第1試合 高川学園 VS 周防大島
第2試合 柳井学園 VS 西京

高川学園 VS 周防大島

ベスト4をかけた第1試合。昨年度 春季大会、秋季大会の覇者 高川学園。連覇を向けた挑む。

スターティングオーダー

試合スコア

<高川学園>(背番号)
 被安打:16 失策:2 与四死球:1 奪三振:3
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:前田(15)、荒木(2)×2、大崎(3)、大搗(4)×2、曽我(6)

<周防大島>(背番号)
 被安打:6 失策:2 与四死球:1 奪三振:3
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:川野(4)、金子(1)、齋藤(7)

⇓スコア表示は10対3だが、11ー3が「正」です。スコアの不調とのアナウンスがありました。

試合前半(1~3回)

1回表 高川学園の攻撃 先頭が見逃しの三振。2番 大搗くん(4)の安打で出塁するが、3番 曽我くん(6)の併殺打で無得点。
1回裏 周防大島の攻撃 先頭の川野くん(4)守るセンターの頭を越えるツーベースヒットで出塁。
犠打で1死3塁と好機を作るが、後続がランナーを返せず無得点。

2回表 ピンチを脱した高川学園は、先頭打者のヒットで出塁し、犠打で1死2塁。6番 前田くん(15)が左中間に、7番 荒木くんがレフトの頭を越える(2)ツーベースヒットの連打で2点を奪う。
更に2死2塁で9番 大崎くん(3)が1塁強襲のツーベースヒットで3点目を奪い、3-0とする。

3回表 高川学園の攻撃 先頭の2番 大搗くん(4)がレフト線へのツーベースで出塁し、犠打で1死3塁から四球が絡み1死1・3塁で5番 富田くん(9)が犠牲フライで1点追加し、4-0とした。

3回裏 周防大島の攻撃 先頭の齋藤くん(7)がレフトへのツーベースヒットで出塁し、犠打で1死3塁。1番 川野くん(4)がセンター前ヒットで1点を返す。更に2死1塁で、3番 金子くん(1)がレフトへのツーベースヒットで1死2・3塁、続く4番 神本くん(3)がライト前ヒットで1点を返し、2死1・3塁の状況で内野ゴロのエラーの間にランナーが帰りで3点目。1点差とする。

3回終わり 4-3 高川リードで試合後半へ

試合後半(4~7回)

4回表 高川学園の攻撃 1死で7番 荒木くん(2)が2打席連続のツーベースヒットで出塁。
ショートゴロをFCで1死1・3塁となり。9番 大崎くん(3)がスクイズし、その処理を失敗し、1点追加し1死1・2塁。2死1・2塁の状況で、2番 大搗くん(4)がレフトへのツーベースヒットで、更に1点を追加し、この回2点を追加。6-3と周防大島を突き放す。

4回裏~5回試合動かず、6-3の高川学園リードのまま

6回表 高川学園の攻撃 エラーとパスボールで1死3塁、セカンドゴロをFCで1点を追加。

6回裏 周防大島の攻撃 エラーで無死1・2塁としたが、センターフライと併殺で、チャンス活かせず無得点。

7回表 高川学園の攻撃 2番 大搗くん(4)がセーフティーバントで出塁。続く3番 曽我くん(6)が右中間のツーベースヒットで出塁するが、1塁ランナーが3塁を回り、3塁に戻れず挟まれタッチアウト。その間に打った曽我くんが3塁まで行き、1死3塁。
続く4番 葛西くん(1)がライトへの犠牲フライで1点。
ここから5連打で2点を追加し、この回に3点追加し、11ー3と大きくリードする。

7回裏 点をとらないとコールドとなる周防大島の攻撃。
しかし、この回 高川学園は投手を木下くん(20)⇒ 松本くん(11:左投)にスイッチ。
それがはまり、2連続三振と最後のバッターをレフトフライに打ち取り、ゲームセット。

11-3の7回コールドで高川学園が勝利しました。

スコアボードの表記が間違いです。11-3が正です

柳井学園 VS 西京

スターティングオーダー

試合スコア

<柳井学園>(背番号)
 被安打:4 失策:3 与四死球:3 奪三振:3
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:0

<西京>(背番号)
 被安打:6 失策:1 与四死球:3 奪三振:3
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:末次(5)、杉岡(11)

試合序盤(1~3回)

1回表 柳井学園の攻撃 死球と四球で出塁し、2死1・2塁。5番 石原くん(4)がレフト前へのヒットで2死満塁。続く打者の内野ゴロの処理ミスで3塁ランナーが生還し、先制する。

1回裏 西京の攻撃 1死2塁、3番 脇本くん(3)、4番 島田くん(2)の連打で1点を返し、1-1の同点とする。

柳井学園は2回、3回とヒットでずチャンス作れず

西京は2回裏 ノーヒットで1死2・3塁のチャンスをもらうが、空振りの三振と内野ゴロで活かせず。しかし3回裏 先頭の2番 末次くん(5)が右中間へのツーベースヒットで出塁し、犠打で1死3塁。続く打者に対してパスボールの間にランナーが生還し、逆転。

3回終わって1-2 西京が逆転。試合中盤へ・・・

試合中盤(4~6回)

試合中盤 柳井学園は2回以降5回まで西京 杉岡くん(11)に完全に抑え込まれ無安打。
6回表2死の状態で久々にヒットで出塁するが、後続が続かず。

逆に西京は、4回裏 1死1・3塁の好機だったが、バッテリーが後ろにボールを逸らした間に、3塁いランナーがホームを狙うが、ボールが戻る方が早くアウトとなり、無得点。
更に6回裏も、1死2・3塁の好機を再度作るが、後続が空振りの三振、内野ゴロで無得点。
2度の好機を活かせなかった。

試合中盤 1-2の西京リードのまま終盤へ。

試合終盤(7~9回)

試合終盤 7回は両校ともの3者凡退。

8回表 柳井学園の攻撃 先頭打者をヒットで出塁したが、併殺プレーで阻まれ無得点。

8回裏 西京の攻撃は3者凡退。

9回表 柳井学園の攻撃 先頭打者をヒットで出塁し、進塁打で1死2塁としたが、後続が続かず無得点でゲームセット。

1-2×で西京が勝利しました。

試合考察

高川学園 VS 周防大島

昨年から観戦した中で、久しぶりに打線が繋がり大量得点を奪ったように思える高川学園。
このいい感じで打線が次戦も繋がれば、連覇は堅いと思われる。
また、エース葛西くんを温存できているのも、大きい。

逆に周防大島は、3回6失点、1、2回合わせると8失点を3回までしている。被安打もさることながら四球も多く、3回早々に信頼しているのだろうが、この回で試合が決してしまったので、投手交代すべきだったと考える。後の活かせない内容であった。

周防大島は攻撃力については、抜群の力を保有しているが、投手力、守備力はについては、一層の底上げができれば、夏、優勝へ勝負ができるほどではないだろうか・・・

柳井学園 VS 西京

1-2のロースコアの接戦となったこの試合。
得点圏にランナーを2回しか進められなかった柳井学園は、西京の脇本くんを最後まで攻略できなかった。しかしそれでも、その少ないチャンスは、どうにかして点に結びつけないと勝てない。
それは、柳井学園だけでなく、西京も同じことで、再三、1死3塁を作って得点に結びついてない回があった。ここで犠牲フライでも打てれば、もう少し楽な試合展開だったであろうことから、言うのは簡単だが、得点圏へ進んだランナーを返す、パターン・精度を上げていってほしい。と思った試合でした。

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