4月19日試合観戦思うところ

2024年春季山口県大会

令和6年度 春季山口県高校野球大会 4月19日2回戦 下関会場(オーヴィジョンスタジアム下関)で行われた試合の観戦と考察です。

今日はスコアーボード改修工事中。平日なんで作業してました。

第1試合 下関国際 VS 厚狭

スターティングオーダー

試合スコア

<下関国際>(背番号)
 被安打:4 失策:0 与四死球:3 奪三振:4
 本塁打:0 3塁打:山本(9) 2塁打:山本(9)、藤本(17)

<厚狭>(背番号)
 被安打:7 失策:2 与四死球:10 奪三振:3
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:0

試合序盤(1~3回)

1回表 下関国際の攻撃、四球とライト前ヒットでノーアウト1・2塁とし、送りバント失敗、空振りの三振を奪ったところで、厚狭の先発 藤田くん(10)右投から2番手 中原くん(11)左投にスイッチ。最初の打者を四球を与え、2アウト満塁とするも、後続を空振りの三振を奪い、無失点。
この変えたタイミングは、私のような素人では判断できないが、結果は良好。
1回裏 厚狭の攻撃は、下関国際 先発の大浦くん(10)右投 サイドスローからの投球に3者凡退。

2回裏 厚狭の攻撃 先頭の久保井くん(8)がライト前ヒットで出塁、犠打で1アウト2塁。
しかし後続が続かず、無得点。

3回表 下関国際の攻撃 先頭の山本くん(9)がレフトへのツーベースヒットで出塁。その後四球が2つ絡み、1アウト満塁。6番 藤本くん(17)が内野安打で1点先制。その後、内野ゴロのエラーの間に2点を追加し、この回 下関国際は3点を奪った。
厚狭は、3点を失ったところで、中原くん(11)から松尾くん(1)にスイッチ。この後の追加失点を防ぐ。

試合終盤(4~7回)

4回裏 厚狭の攻撃は、2アウト ランナー無しで5番 石川(2)くんの内野安打、6番 平田(5)くんのレフト前ヒットと連打で2アウト 1・2塁としたが、後続が続かず無得点。
5回表 下関国際の攻撃。2者連続の四死球で出塁し、6番 藤本(17)くんがライト前ヒットで2塁ランナーがホームに生還し、本日2打点目。更に2アウト2・3塁で死球で満塁とし、1番 田中くん(4)がセンター前ヒットで2点追加、2番 山本くん(9)が右中間を抜けるスリーベースヒットで更に2点追加。この回一挙5得点を追加した下関国際。6回表も、四球と本日3本目となるヒットを右中間へのツーベースヒットを放つ、6番 藤本くん(17)。3打点目となる9点目をあげる。
この、5回表は3安打、3死四球で5点、6回表は、1安打、1四球で1点。長打もあったが、この2回はすべて先頭打者の四球から失点に繋がった。

下関国際の先発 先発の大浦くん(10)のサイドスローを、4回の2周り目から捕らえ始めた厚狭は、1点でも返したい5回、少し疲れも見えはじめたような気もしたが、2アウトランナー無しえ1番 松尾くん(1)が内野安打で出塁、四球でランナー1・2塁としたが、ここも後続続かず無得点。

厚狭は残りの回も、ランナーを出すことができず、また下関国際の大浦くん(10)が後半、コントロールの精度が上がり、手がでなかった。

7回が終わり、9-0で下関国際が7回コールドで勝利した。

下関国際 VS 厚狭 試合感想

この試合、観戦している側としてきになったのは、厚狭のバッテリー(特に投手)の間の長さ。
ある程度は、ランナーがいる時等で同じテンポで投げないためには、必要でありますが、何番手とはいいませんが、あまりにも長い・・・打者3人に対して9分もかかるほど。この間が長すぎたため、結果内野のエラーを誘発か四球・・・守ってる側も疲れるね。

下関国際 大浦くん(10)のサイドスローからの投球がとても光った。
特に6回、7回はアウトコースへのコントロールがとてもよかった。
次も期待します。

第2試合 宇部商業 VS 宇部工業

スターティングオーダー

試合スコア

<宇部商業>(背番号)
 被安打:3 失策:1 与四死球:1 奪三振:7
 本塁打:0 3塁打:0 2塁打:0

<宇部工業>(背番号)
 被安打:7 失策:1 与四死球:9 奪三振:8
 本塁打:藤井(15) 3塁打:0 2塁打:0

試合序盤(1~3回)

下関での宇部ダービーの一戦。
1回表 宇部商業の攻撃。先頭 河口くん(8)が四球と盗塁で2塁へ。内野ゴロと内野エラー、盗塁で1アウト2・3塁とし、4番 大下くん(17)がセンター前ヒットで2塁ランナーまでホームに帰り、2点先制。更に1アウト2塁とし、6番 池田くん(6)がセンター前ヒットで更に1点を追加し、1回表で3点を先制する。

1回裏 宇部工業の攻撃は、1番 上戸くん(6)がセンター前ヒットで出塁。内野ゴロでランナー入れ替わり、2アウト1塁で、4番 中田くん(3)の内野ゴロを1塁手をエラーで1塁ランナーが、一気にホームに帰り、1点を返す。 1回終わって 3-1 宇部商業のリード

2回表 宇部商業の攻撃は1アウトランナー無しの状態から、死球、四球2で満塁に。
しかし、宇部工業 エース五十嵐くん(1)は、安定しない投球をここで建て直せ、残り2者を連続空振りの三振にきって捕る。
2回裏 宇部工業もヒットで出塁するが、後続続かず無得点。

3回も動かず無得点。3回表 1アウトの状況でセカンドへのライナーを2塁手 江本(有:4)くんのセカンド頭上をこえる打球をキャッチしファインプレー。

試合中盤(4~6回)

宇部商業は、4回表 宇部工業エース 五十嵐くん(1)のコントロールが未だ安定せず四球を2つもらうが、活かせず。また5回3人が安打と四球で出塁するが、2回けん制でアウトになり、自らチャンスをつぶす。

逆に宇部工業も4回・5回・6回と中盤3回は、宇部商業 先発 藤田くん(10)の前に安打が打てず、全く攻撃の糸口が見つからない。

6回終わって3ー1の宇部商業リード変わらず。
中盤は、チャンスを活かせない宇部商業。攻撃の糸口がみつからない宇部工業。流れは、膠着状態。

試合終盤(7~9回)

後半戦。宇部商業は、7回 安打で出塁するも、またもけん制でアウトになり、チャンスを活かせず。
宇部工業も7回終わって、3回以降ヒット「0」と完全に抑え込まれる。が、8回裏、試合が動く。
5回裏に8番 富永くん(5)に代わって代打で入った榎本くん(13)の守備交代で入った、藤井くん(15)の打席。藤井くんの打った打球の対空が長く、左翼の頭を越えて、レフトスタンドへ。1点差に詰め寄る、ソロホームランを放つ。ここまで、宇部工業を初回の1点で抑えていた藤田(10)だが、宇部商業 投手を1アウトとったところで、エース 薬師寺くん(1)にスイッチする。この後、薬師寺くんが後続。9回裏を完璧に抑え、3ー2で宇部商業が逃げ切りで勝利となった。

宇部商業 VS 宇部工業 試合感想

この試合。3ー2の1点差の僅差のゲームとなったが、宇部商業は初回の3点は、チャンスがいくつかあったが、ほとんどは、けん制が絡む自滅。(けん制の場面はギャンブルスタートの可能性もあるが、それを指示したベンチも含め)宇部工業は投手が終始ピリットせず、防戦一方だったが、相手のミスのおかげで大きな失点をせずに済んだが、攻撃面では宇部商業の先発 藤田くん(10)に被安打3と抑え込まれた。お互い課題の多い試合であり、前の1回戦とは違う課題となった。

4月19日 試合観戦して思うところ

第1試合で勝利した下関国際は、伊東くん(11)の登板はなかったが、その分、大浦くん(10)がよかった。昨年の宇部鴻城の浅田くんほどでは現在ないものの、おもろしい選手。今後も期待。
厚狭は対戦相手が相手だったが、攻撃面も悪くなかった、ただ守備のリズムがものすごく悪く、これは結局反動として攻撃時間の短さに逆繋がったと思う。野球は投手がほとんどの割合を占めるが、逆にバックがあっての投手。リズムは大事。
次に、第2試合、宇部商業と宇部工業。今回の試合も前試合と異なった課題が見えた両校。勝利した宇部商業は次戦は下関国際。今回のようなミスが多いと、下関国際に対してはチャンスも少ないと思われまる為、ベンチも含め確実性が求められる。負けた宇部工業は、夏までもう少し期間がある、2試合の個々の課題をクリアし、チームの状態が上がれば、上位のチーム力を保有する為、期待する。

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